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孵化方法

皿式ブラインシュリンプの沸かし方。孵化後の卵の殻の分離が不要になる特別な方法を解説。皿式をさらに簡単にできる方法。

更新日:

 
 
ブラインシュリンプを孵化させる方法のひとつが皿式です。

皿式はエアポンプもエアストーンも不要で簡単に孵化させることができるので、人気のある沸かし方です。

村院
そんな皿式ですが、簡単といっても卵の殻や孵化しなかった卵と、ブラインシュリンプの分離ってなかなか面倒ですよね。
スポイトでブラインだけを吸い取るのってなかなか大変です。

 
そこで皿式での沸かし方だけではなく、卵の殻とブラインを分離しなくていい皿式の方法を紹介します。
 
さらには(皿には?(笑))孵化しなかった卵も無駄にならず、スポイトもライトも不要な方法になってるので、ぜひ参考にしてもらいたいです。
朱里

 
 
この記事では次のことを主に解説しています。
 

  1. ブラインシュリンプを皿式で孵化させる方法。
  2. 卵の殻分離が不要で皿式がさらに簡単に。
  3. 孵化しなかった卵も与えれるから無駄がない。

 

この記事では殻の分離が不要な皿式を解説しているので、他サイトの方法とは少し手順が違ったりします。
いろんなところを参考にして良いとこ取りで自分のやり方を身につけましょう。
朱里

 
 

殻無しブラインシュリンプエッグを作るところからスタート

ブラインシュリンプと卵の殻や未孵化の卵を分離しなくていい理由は“卵の殻がないから”です。
 

村院
むしろ殻が無いんなら分離のしようがないですね

 
ゆで卵で例えると、いちばん外側に卵の殻があって中に白身や黄身がありますが、殻と身の間に薄い膜がありますね。
 
今回の方法は卵の殻だけを溶かして除去し、薄い膜と身だけにした後に皿式で孵化させるやり方です。
朱里

 
ブラインシュリンプエッグの殻を溶かすにはキッチンハイターや衣類用のハイターなどにブラインエッグを浸けおきします。
 

 
殻無しブラインシュリンプエッグの作り方や注意点などは、下記記事で紹介しているので参考にしてください。
 


 
卵の殻が溶けたら、ブラインシュリンプエッグを普通に皿式で孵化させるだけです。
 
 

皿式でブラインシュリンプを沸かす手順

 

村院
それじゃ、次に自作した殻無しブラインシュリンプエッグを皿式で沸かす手順を教えてください。

 
基本的には他の方が紹介している方法でも全く構いません。
ただ、それに殻とブラインを分離する作業が省かれるだけです。
朱里

 
 

皿式手順①:タッパーなど広い容器を準備する

まずは孵化に最適な容器を準備します。
 

容器は水面が広くなるものを選ぶ!


 
皿式ではエアレーションをかけないため、酸素が自然と水に溶け込むようにしなければなりません。
そのためには、水面と空気が触れる部分を広く・多くとる必要があります。
 
あまり知られていませんが、水は空気と触れる部分から自然と酸素を取り込むことができているのです。
だからこそエアレーションをかけない皿式では広いものを使って、より酸素を多く溶け込ませようとします。
朱里

 
下の画像では左にコップ、右にプラスチック容器があります。
どちらにも150mlの塩水を入れていますが、水面の広さは右のほうが広いですね。
 
左にコップ、右にプラスチック容器があります。どちらにも150mlの水が入っています。しかしコップのほうは水面が狭く、プラスチック容器のほうが水面が広いです。水面が広いほど空気と触れる面積が増えるので、自然と空気中の酸素が水に溶け込みやすくなります。ブラインシュリンプを皿式で沸かすポイントにひとつは、水面を広く確保することです。
 
容器は広ければ何でもいいですが、水面が広くなるものを選びましょう。
 
 

皿式手順②:指定された濃度の塩水を作る

ブラインシュリンプエッグを孵化させるための塩水の濃度は採取された地域の塩水濃度に合わせるため、商品ごとに異なることがあります。

利用するテトラブラインシュリンプエッグスだと、水1Lに対して食塩なら20グラムを溶かすように書かれています。
 
テトラのブラインシュリンプエッグスという商品の取扱説明書には、水1ℓにたいして食塩を20g溶かすように書かれています。指示された濃度を守ることが大切です。
 

私は少量ずつ沸かすのでその都度塩水を作っています。
1ℓに塩20gなので、100mlに2グラムくらい溶かせば説明書と同じ濃度になりますね。
朱里

 
村院
毎日孵化させるような人は2Lのペットボトルに水を入れて、
40gの塩を入れて作り置きしておくとすぐに使えて良いですね。

 
 

皿式手順③:自作殻無しブラインエッグを浸し、暖かい場所・光の当たる場所に放置

塩水を準備した容器に自作した殻無しブラインエッグを浸します。
 

水温と光が孵化に影響します。


 
ブラインシュリンプエッグが孵化する条件もいろいろありますが、まずは水温と光を確保したいところです。

26~28℃あれば24時間で孵化するので、下記画像のようにヒーターを入れている水槽のフタの上や、照明の下・上などに容器を置きましょう。
そうすることで水温も確保できて、光も当てることができます。
 
タッパーに塩水とブラインシュリンプの卵が入っている。この状態で孵化させることを皿式という。
 
私の現在のアクアリウムはヒーターを必要としない鯉やメダカを楽しんでいるため、まともな皿式の画像を準備することが難しく…

昼間は日光の当たる窓の近くに置いてみました。

この時が2月ということもあり、水温の確保ができずブラインの孵化率はかなり低いですが、
それでも24時間くらいで孵化するものもいます。

短い動画ですが、小さなものが動いているのが確認できますが、これが殻無し卵から孵化したブラインシュリンプです。
 


 
そのほかのオレンジ色っぽい粒はまだ孵化していない殻無しブラインエッグです。
 
 

皿式手順④:孵化したら塩水を流水ですすいで与える

ここからが殻無しブラインシュリンプで孵化をさせるメリットの本領発揮です。
 
もともと卵の殻を除去しているので、孵化したブラインシュリンプも未孵化の卵もハイテック茶こしに入れました。未孵化卵でも殻がないので問題なく稚魚に与えることができます。
 
孵化したブラインシュリンプも、未孵化の卵もまとめてハイテック茶こしやメッシュカップなど自分が使うもので塩水を洗い流したあとは与えたいだけ与えましょう。
 
孵化したブラインシュリンプも、未孵化の殻無し卵も稚魚は食べています。
 

村院
本来なら卵の殻や未孵化の卵を分離してブラインシュリンプだけを採取しないといけないんですよね。

 
今回私が紹介してるやり方は、その分離の手間が一切かからないのでおすすめです。
朱里

 
 

コラム:孵化させなくても食べるならそれが一番!

この記事では皿式の解説だったので、殻無しブラインエッグから孵化させる方法を紹介しました。

ですが、孵化させなくても殻無しブラインエッグの時点で栄養価は高く、むしろ孵化する体力を消耗するため孵化後のほうがわずかに栄養価が劣ります。

さらに、孵化させる時間と場所も必要になりますよね。

私の場合は孵化させなくても、殻無しブラインエッグを与えるだけでしっかり食べてくれています。

もし食いつきが悪いのであれば孵化させたほうがいいですが、殻無しエッグだけで食べてくれるのであればわざわざ沸かすメリットがないように思います。

孵化させなくても食べてくれるならそれが一番です。
朱里

 
 

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