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孵化方法

3つのブラインシュリンプ孵化方法。皿式・ペットボトル式・ハッチャー24。それぞれの特徴とメリット・デメリット。

更新日:

 
 
ブラインシュリンプを孵化させる方法は3種類あります。
 

村院
どの方法が一番効率がいいのでしょうか?

 
どれが1番優れているというものではありません。
3つの孵化方法がありますが、どれもメリット・デメリットがあります。
自分に合った沸かし方をすることが一番効率的です。
 
どんな人にどの方法がおすすめなのかもお伝えしたいと思います。
朱里

 
 

この記事では次のことを主に解説しています。
 

  1. ブラインシュリンプを孵化させる3つの方法。
  2. 手軽に沸かせるのが皿式。
  3. 大量に孵化させたいならペットボトル式。
  4. 専用容器で簡単に孵化できるハッチャー24

 
 

ブラインシュリンプの孵化方法は3種類

ブラインシュリンプの孵化はそう難しいものではなく、
いくつか器具が必要だったりはしますが、きちんと条件を満たせば孵化させることができます。

ブラインシュリンプの孵化方法は主に次の3種類があります。
 

  1. 皿式
  2. ペットボトル式
  3. ハッチャー24式

 
それぞれにメリット・デメリットがあり、どれが一番おすすめと断言することはできません。

自分のアクアリウム環境や好みを考え、自分にはどの方法が良いか考えてみましょう。

それぞれの沸かし方の特徴とメリット・デメリットを解説していくので、ぜひ参考にしてください。
 
 

皿式の特徴とメリット・デメリット

まずは皿式の特徴とメリット・デメリットから紹介します。
 
 

皿式の特徴はなんといっても簡単にできること

皿式とはタッパーやプラスチック容器等を孵化容器にして簡単にブラインシュリンプを孵化させる方法です。
 
タッパーに塩水とブラインシュリンプの卵が入っている。この状態で孵化させることを皿式という。
 
皿式でブラインシュリンプを沸かす方法や必要になる物については下記記事で詳しく解説しています。


 
 

皿式のメリット

皿式でブラインシュリンプを孵化させるのには次のようなメリットがあります。
 

  • 最小限の準備で手間なく簡単に沸かせる。
  • (エアーポンプ・エアストーンが不要)

  • 備品が少ないのでお金もかかりにくい。
  • 少量のブラインが欲しいときは皿式が簡単。
  • 手入れも楽。

 

村院
皿式って手軽そうだから今すぐにでもやってみたくなりますね。

 
どの方法を選ぶかで迷っているのなら、まずは皿式をおすすめします。
タッパーは他の方法には使いまわせませんが、他の物品は全て使いまわせるので無駄になりません。
朱里

 
 

皿式のデメリット

 

  • ひとつの容器で孵化できるブラインは少量。
  • 多く沸かすなら場所が必要になる。
  • タッパーを置くので見た目が最も悪くなりやすい。
  • 塩水が少ないので卵の殻とブラインの分離がしにくい。
  • 室温が低いと水温が維持できずに孵化に時間がかかる。

 

村院
【少量ずつ沸かせる=多く沸かせない】ということだから、たくさん孵化させたい時は容器も多く必要になるんですね。

 
たくさんタッパーを並べると見た目も悪くなるし、場所も必要です。
多く孵化させたい時には皿式以外の方法を選ぶことをおすすめします。
 
また、少量の水しか使わないから水温を維持できずに孵化に時間がかかりすぎることもあります。
季節によっては別の方法を選ばないといけないかもしれません。
朱里

 
ブラインシュリンプの孵化に必要な条件やより確実に孵化させるポイントなどは下記記事で紹介しています。
 
塩水につけて24時間程度で耐久卵から孵化します。ふ化直後の幼生は薄い膜に覆われており、卵にくっついた状態になっています。
ブラインシュリンプの孵化に影響する4つのこと。孵化を成功させる

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皿式で沸かすのがおすすめな人と私の口コミ

皿式でブラインシュリンプを沸かすのがおすすめなのは次のような人です。
 

  1. 沸かすのが少量でも良いひと。
  2. 自分でも沸かせるか試してみたいひと。
  3. タッパーなど設置場所を確保できるひと。
  4. お金をかけずに孵化させたいひと。
  5. 24時間で孵化しなくても問題ないひと。

 

ポイント

24時間で孵化しない可能性もあります。

皿式でいちばん意識したいのが水温です。水が少量なので水温も測定できず、24時間で孵化するかどうかがはじめはわかりません。
朱里

“水槽の上に置いていれば良い”とも言われますが、水槽の設置場所や家の断熱性能によっては季節によっては室温が下がるとタッパ内の水温も低下します。

置き場所や季節によっては孵化時間に影響しやすいのが現実です。

 

ポイント

塩水の蒸発のリスクが高い。

 
少量の水だけで良いのですが水の蒸発にも注意したほうがいいですね。
朱里

 
皿式は水面が広くて空気と触れる面が多く、水が蒸発しやすい状況です。

もともとの水が少ないため、水が蒸発すると塩分濃度が上がって孵化率が低下したり、孵化しても死んでしまうこともつながります。

熱すぎたり風にさらされるような場所での皿式孵化は塩水の蒸発と足し水を意識しましょう。
 
 

ペットボトル式の特徴とメリット・デメリット

ペットボトル式の特徴と、ペットボトル式でブラインシュリンプを孵化させるメリットとデメリットを紹介します。
 
 

ペットボトル式の特徴は

 

村院
ペットボトル式の特徴はペットボトルを使うことはもちろんですが、
皿式と違ってひとつの容器でたくさんのブラインを沸かせるんですよね。

 
エアーポンプやエアーストーンが必要になりますが、
強制的にエアレーションをかけることで、たくさんのブラインを沸かせます。
朱里

 
ペットボトル式でブラインシュリンプを沸かす方法や必要になる物については下記記事で詳しく解説しています。
 
ペットボトルに入った塩水とブラインシュリンプエッグにエアレーションをかけることでブラインエッグも水流にのって動き出します。
卵殻・未孵化卵の分離不要!ペットボトル式でブラインシュリンプを簡単に孵化させる方法。未孵化の卵も与えることができる優れものです。

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ペットボトル式のメリット

ペットボトル式でブラインを沸かすのには次のようなメリットがあります。
 

  • 安価にブラインを孵化できる。
  • 一度にたくさんのブラインシュリンプを沸かせる。
  • 水槽に浸け置きできて塩水の水温が維持しやすい
  • 水槽内に置けば水槽外がすっきり。

 

ペットボトル式のメリットを簡単にまとめると、
“安く多くのブラインシュリンプを孵化させることができる”
ということになります。
朱里

 
 

ペットボトル式のデメリット

ペットボトル式にもいいことだけではなく、やはりデメリットもあります。
 

  • エアーポンプとエアストーンが必要。
  • わずかに電気代がかかり、ポンプの音もする。
  • エアレーションが強すぎ・塩水が多すぎると水漏れの可能性も。
  • 水槽内に設置すると見栄えが悪くなる。
  • 水槽内に塩水が漏れると塩浴となる?
  • 少量沸かすなら皿式のほうがいい。
  • 水槽外に設置するなら倒れないようにする必要あり。

 

村院
ペットボトル式で沸かすなら気を付けたほうが良い点が多そうですね。

 
起こりそうなリスクを挙げましたが、普通に気をつけておけば問題ありません。
エアポンプなど備品があって多く沸かしてみたい人はやってみる価値はあると思います。
朱里

 
 

ペットボトル式で沸かすのがおすすめな人と私の口コミ

ペットボトル式がおすすめだと思うのはこのような人たちです。
 

  1. 多くのブラインシュリンプを与えたいひと。
  2. 皿式では塩水の温度が保てない環境の人。
  3. 冬にブラインシュリンプを沸かしたい人。
  4. もてあましたエアポンプとエアストーンがある人。
  5. 水槽外で沸かすスペースが確保できないひと。

 
私はペットボトル式を試したことがないのですが、次に紹介する【ハッチャー24式】を主にやっていました。
ペットボトル式はハッチャー24式と概要は同じだと感じています。

ハッチャー24のほうが便利ではありますが、ペットボトル式のほうがお金がかかりませんし、一度に沸かせる量も多いです。

ペットボトル式のことをいろいろ紹介してきましたが、少量でいいなら皿式・多く沸かすならペットボトル式という認識で良いでしょう。
 
 

ハッチャー24の特徴とメリット・デメリット

最後にハッチャー24を使った孵化の特徴とメリット・デメリットを紹介します。

ハッチャー24とはブラインシュリンプを孵化させるための専用の容器で、以下のようなものです。
 

 
 

ハッチャー24の特徴は

ブラインシュリンプを孵化させた後に面倒なのが孵化したブラインと生まれた後の卵の殻を分離する作業ですが、
ハッチャー24はその独特の構造により、ブラインと卵の殻を自動で分離してくれるブラインシュリンプ孵化の専用器具です。

ほかにも適切な濃度の塩水を作るのも面倒なところですが、ハッチャー24に付属のスプーンを使うことで水の量に合わせた塩の量が取り出せ、ブラインエッグの卵の適量もわかります。

エアーポンプがついてないので準備する必要がありますが、エアストーンは専用のものがついています。

卵型のような内部構造がブラインシュリンプの孵化に理想的な水流を作り出すとのことです。

水槽外でも水槽内でもどちらでも使用することができます。
 
ハッチャー24を使ってブラインシュリンプを沸かす方法や必要物品は下記記事で詳しく解説しています。
 


 
 

ハッチャー24のメリット

ハッチャー24のメリットは次のようなものがあります。
 

  • 卵の殻とプラインの分離をしてくれる。
  • 水槽内に入れることで塩水温度を維持できる。
  • 水槽内設置なら水槽外の場所を取らない。
  • 塩水が飛び散ったり塩だれしない。
  • 専用器具なのでペットボトルや皿式より見た目が良い。

 

村院
アクアリウムは見た目も気になるので、そういった意味ではハッチャー24が一番良さそうです。

 
卵の殻とブラインシュリンプの分離は面倒な作業です。
とくに必要な時は毎日行う作業なので、それが楽になるのであればありがたいですね。
朱里

 
 

ハッチャー24のデメリット

 

  • 卵の産地によっては未孵化の卵は分離できない。
  • ペットボトル式ほど多くは沸かせない。
  • エアーポンプが必要。音が気になるかも?
  • ハッチャー24の購入費用が必要。
  • 水槽内設置の場合、小型水槽だと目立ちすぎる。

 

村院
これといったデメリットはないような気がしますね。
ハッチャー24の購入が必要なくらい?

 
自作が楽しめないということもデメリットかもしれません。
アクアリウムは自作というのも楽しみのひとつだと思っています。
朱里

 
 

ハッチャー24で沸かすのがおすすめな人と私の口コミ

ハッチャー24の使用をおすすめしたいのはこのような人です。
 

  1. ペットボトル式や皿式でうまくいかない人。
  2. 見た目も重視したいひと。
  3. 殻の分離を少しでも楽にしたいひと。
  4. ペットボトル式が自作できそうにない人。

 

ハッチャー24の口コミとしては「思ったほど便利ではなかった」という声もありますが、
それでも比較的高評価をしているユーザーが多いようです。
朱里

 
ハッチャー24の口コミです。楽天市場では5点満点で4.21点の評価。amazonでは5段階評価で4点。チャーム本店でも5点満点で多くの人が5点の評価をして、次いで4点・3点のレビューが多数です。
 
村院
クチコミの評価は結構高いようですね。

 
私は使用してレビュー投稿していませんが、
投稿するなら★5~4をつけると思います。いや、4かな。
朱里

 
他の方のレビューを参考にしてもわかると思いますが、孵化しない卵が沈殿することもあるのでブラインだけをスポイトで採取するのが想像していたよりも簡単ではありませんでした。

それでもその他のやり方に比べると殻は分離されているのでずいぶんと楽にはなりました。
 
 

コラム:ブラインを沸かすのは必須ではない

ブラインシュリンプの孵化したてはヨークサックの養分もたっぷり残っているので、とても栄養価が高い状況です。

ただし、稚魚の育成に関して言えば、ブラインシュリンプの孵化が必須なのかというと必ずしもそうではありません。

環境によってはアオコ・グリーンウォーターなどがあれば植物性プランクトンを与えることができる人もいるでしょう。

また、PSBを使う人もいれば、殻無しブラインシュリンプエッグを与える人もいると思います。

孵化したブラインシュリンプは活動性があるのでその動きが魚の食欲をそそり、食いつきに関しては抜群です。栄養価としてもブラインは最高です。
 

ブラインを沸かすのはどうしても手間がかかることなので、
ブラインシュリンプを沸かすというのは選択肢の一つというとらえ方で、他の方法があることも覚えておくと少し楽になると思います。
朱里

 
いろんな沸かし方や、人工餌も利用するなどして自分なりのアクアリウムの楽しみ方を見つけましょう(^^♪
 
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