冷凍・乾燥卵・稚魚の餌。ブラインシュリンプとは何?

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稚魚の餌?ブラインシュリンプとは?ブラインシュリンプの基礎知識。

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この記事では次のことを主に解説しています。
 

  1. ブラインシュリンプは稚魚の餌として人気
  2. ブラインシュリンプの基本情報

 
 

ちなみに『㎛(マイクロメートル)』という単位が出てきますが、
『0.1㎜=100㎛』
『1㎜=1,000㎛』
になります。あまり馴染みのない単位なので参考にしてみてください。
 
 

ブラインシュリンプは稚魚の餌として優秀

ブラインシュリンプは基本的に乾燥耐久卵を孵化させることで生まれます。

ブラインシュリンプの卵を塩水につける前の状態。卵はすっかり凹んでいて水分を含んでいないのが解ります。乾燥状態です。直径は190μm~270μm程度。

参考:アルテミアの画像集


乾燥耐久卵は、乾燥状態でも10年間は孵化能力を持ったまま休眠している特徴があり、海水に浸すことで孵化することができます。

ブラインシュリンプ栄養価も高く、稚魚でも捕食できる高栄養の餌として優秀です。

海水水槽はもちろん、淡水水槽でもエサとして与えることができます。

村院
ブラインシュリンプはどんな稚魚に与えられているのですか?

ブラインシュリンプは成体でも1㎝くらい。幼生なら400㎛(0.4㎜)の小ささです。
だから、ブラインシュリンプのサイズによっては稚魚に限らず小型魚の成魚の餌としても与えられています。

たとえば、以下のような生体の稚魚から成魚の餌として選ばれています。

朱里

 

  • ミナミヌマエビ
  • ヤマトヌマエビ
  • メダカ
  • ネオンテトラ
  • らんちゅう
  • グッピー
  • グラミー
  • クマノミその他海水魚
  • クラゲ

 
ブラインシュリンプが稚魚の餌として選ばれる理由は下記記事で詳しく解説しています。
 


 
 

ブラインシュリンプの基本情報

ブラインシュリンプの学術的なことにも少しは触れておきましょう。
自分がどんな餌を与えているのか、どんなものを孵化しているのかを把握しておくのも大切です。
 
 

ブラインシュリンプとは

村院
ブラインシュリンプってどんな生き物なんですか?

ウィキペディアでは生態や基本的な情報がまとめられていますが、ここでは箇条書きでわかりやすくしてみました。
朱里

 

  • 世界各国の塩水湖に生息
  • 動物プランクトンの一種
  • 属名はアルテミア
  • 小型の甲殻類の一種
  • ブラインシュリンプエッグ(乾燥耐久卵)を孵化させる
  • 日国内なら瀬戸内海沿岸の塩田に出現したこともある
  • 孵化後12回の脱皮をしながら成体になる
  • 直接ノープリウスを生む卵胎生と耐久卵を生む卵生の2種がある
  • アクアで餌としても使われるのは耐久卵

 

こういったものを孵化させたり加工して稚魚や成体に与えているのです。
朱里

 
 

ブラインシュリンプは小型甲殻類

アクアリウムではブラインシュリンプで知られていますが、

他にも次のような呼ばれ方をされることもあります。
 

  • アルテミア
  • シーモンキー
  • おばけエビ

ちなみにブラインシュリンプの幼生期をノープリウスとも呼びます。
 
アルテミア(ブラインシュリンプ)の孵化したばかりの幼生期の画像
また、生きた化石とも言われ、
シーラカンスと同様に古代から生息しており、
姿形もほとんど変化することなく現在まで生息しています。
その他特徴としては以下のようなものがあります。
 

小型甲殻類に分類されるブラインシュリンプ成体の雌の画像

参考:アルテミアの画像集


 

  • 体長は大人サイズで1㎝程度で細長い
  • 11胸節と9腹節からなり背甲を有さない
  • 胸節の遊泳肢を順次動かして仰向けで泳ぐ

 
 

ブラインシュリンプに並び稚魚の餌となるもの

ブラインシュリンプが稚魚の餌として優秀だと言いましたが、
これ以外にも稚魚の餌とされているものには次のようなものがいます。
 

  • インソフゾリア
  • ホウネンエビ
  • ワムシ
  • ミジンコ
  • ゾウリムシ
  • その他植物性プランクトン

 

ミジンコの画像

ホウネンエビの画像

 
この記事ではブラインシュリンプに焦点を当てていますが、
稚魚の餌はブラインシュリンプでなければいけないということでもありません。

別の小さな生物に関心を持ってみるのも面白いと思います。
 
 

ブラインシュリンプの孵化と成長

村院
ブラインシュリンプを孵化させるのって難しそうですね。
孵化にはどのくらいの時間がかかるんですか?

ブラインシュリンプの耐久卵は海水に浸すことで
環境次第では20~24時間程度で孵化をします。
朱里

 
塩水につけて24時間程度で耐久卵から孵化します。ふ化直後の幼生は薄い膜に覆われており、卵にくっついた状態になっています。

参考:アルテミアの画像集


寿命は3ヶ月〜6ヶ月と言われており、環境に大きく左右されるようです。

熱帯魚など稚魚の成長が早いように、
ブラインシュリンプのノープリウス(幼生期)の時期も成長が早いものです。

上記画像では孵化直後のアルテミアは390μm(約.4㎜)でしたが、
孵化後24時間程度で523μm(約0.5㎜)。
孵化後48時間程度で740μm。(約0.75㎜)

孵化後48時間後のノープリウスは、孵化直後の2倍程度のサイズにまで成長することもあります。
 

孵化24時間後程度で体長は500μmを超えています。

参考:アルテミアの画像集

ブラインシュリンプ孵化48時間程度で体長は740μmを超えるほどになっています。

参考:アルテミアの画像集

そのため、稚魚の大きさによっては孵化から24時間以内でないと、ブラインシュリンプが成長しすぎて食べることができないということにもなりかねません。

そのため、基本的には給餌のたびにブラインシュリンプを孵化させるようになります。

ブラインシュリンプの成長と繁殖などについては別の記事で詳しく紹介しています。

★リンク先の設定完了までしばらくお待ちください★

 
 

コラム:アクアリウムにおけるブラインシュリンプは餌!

ブラインシュリンプを鑑賞するために孵化させることもあるようですが、

私の周りにはそんなことを目的に孵化させてる人は聞いたことがありません。

現実的にはやはり餌として孵化させるものとして把握しておいていいと思います。

ブラインシュリンプの孵化は、実際にやるまではなかなか面倒に感じますが、
実際にやってみると、割と簡単なので手軽にできてしまいます(^^)

具体的な孵化方法などは別のページで解説しているので、
興味を持てた方は是非参考にしてください。
 


 
 

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